お手入れ 【肛門腺絞り】

こんにちは。

お盆を過ぎれば残暑と言いますが、今年もまだまだ ”夏” が続きそうですね・・・。

暑さ対策はもうしばらく頑張りましょう(^_^;)

 

おうちで過ごす時間が長くなった方が多いからか、

最近、わんちゃん・ねこちゃん達のお手入れを自分でしよう、という方が増えている気がします。

そこで、自宅でもできるケアをいくつか紹介したいと思います♪

 

【肛門腺絞り】

肛門腺とは、肛門の両脇にある分泌腺のことです。

強烈なニオイの分泌物が出ますが、これは臭いだけでなく

溜まり過ぎると炎症を起こして、酷い場合には破裂してしまう可能性もあります。

大型犬やねこちゃんは 排泄の際に一緒に出せるコがほとんどですが、

小型犬は自然に出せないコが多いので、定期的(1ヶ月に1回程度)に絞ってあげる必要があります。

絞り方にコツがいるので 慣れるまでは大変ですが、方法を簡単に説明すると

 

①しっぽの根元を掴んで、頭側にぐっと引っ張る

そこそこ強めに引っ張る必要があるので、この時点でイヤがるコも多いと思います(^_^;)

②肛門を中心にして 時計の4時と8時の位置に指を置き、押し上げるように摘まむ

爪を立てないように気をつけてあげてください。

 

分泌物の形状は、サラサラの液体状~ドロドロの粘土状まで 個体差が大きく、粘土タイプのコは特に出すのが難しいです・・・。

なかなか出ないからといって 何度も強く押すと、炎症を起こす危険があります(> <)

その場合はムリせず、動物病院やトリミングサロン等でケアしてください。

 

おしりを床に擦りながら歩いたり、頻繁におしりを舐めていたら、分泌物が溜まっているサインかもしれません。

当院でもおこなっておりますので、肛門腺絞りだけでも お気軽にご来院ください U^ェ^U

 

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